古くから「その手は桑名の焼きはまぐり」という言葉があるくらい、

はまぐりで有名な桑名。

とある縁があって桑名のはまぐりを頂くことができましたのでレポートします!

知る人ぞ知る名店「蛤料理 日の出」について

伺ったのは有名な「蛤料理 日の出」。

マンガの「美味しんぼ」にも取り上げられており、

はまぐりに関しては日本一有名なお店といっても過言ではないと思われます。

予約が取りづらいことでも有名で、

今回はとある会合の懇親会の場ということでお邪魔できたのですが、

幹事の方は予約をとるのも相当大変だったそうです。

入口はこんな感じ。
日の出 玄関
昔は旅館だったんじゃないかと思わせる佇まい。

とても趣きがあります。

桑名のはまぐりはなぜおいしいのかについて

昔から桑名のはまぐりはおいしいということで有名ですが、

なぜおいしいのかについて、日の出の女将が教えてくれました。

まず1点目は桑名の地理的な理由です。

桑名には揖斐川、長良川、木曽川という大きな3つの川の河口があるため

川から運ばれるミネラルの豊富な汽水域が広がっており、

はまぐりの生育にとって非常に有利であるということです。

また汽水域の水は海水よりも軽く、浮力が弱いため、

はまぐりは浮かないようにするために殻を厚くする必要がなく、

貝自身に余計なストレスがかからないことも

おいしさや柔らかさに係わっているそうです。

2点目は、桑名のはまぐりは「地ハマグリ」と呼ばれる

日本古来の希少な種であり、

現在、一般的に流通している「チョウセンハマグリ」や「シナハマグリ」と

呼ばれるものに比べ味が良いものだということです。

いやー、勉強になります。

実際にはまぐりが運ばれてきたのでパシャリ。
日の出 はまぐり
これで3年から4年ものだそうです。

そしてこちらが7年物。
はまぐり 7年もの
少々わかりづらいですが、

お皿の大きさはほぼ同じですので、

お皿に入っているはまぐりの量で比べて頂くと、

その違いが分かると思います。

いよいよ桑名のはまぐりを頂きます

まずはお品書きをチェック。
日の出 お品書き

当然ながら、はまぐりづくし。

期待が高まります。

まずは口取り。

お部屋に入った時には用意されていました。
日の出 口取り
ちょっと見えにくいですね。

 ・トマト(チーズ添え)
 ・佃煮(はまぐり、小魚)
 ・煮つけ(たけのこ、魚卵)
 ・生麩の田楽

が盛り付けられていました。どれもおいしかったです。

またテーブルには薬味として、

 ・柚子
 ・一味とうがらし
 ・柚子胡椒
 ・こしょう

が置かれていました。

お座敷では、ぼくたち客が座るテーブルと、

お鍋のテーブルがこんな感じで分かれており、
日の出 座敷
女将さんや仲居さんがお鍋を取り分けてくれました。

そして、取り分けて頂いた蛤なべのはまぐりです。
日の出 はまぐり鍋
身がプリプリしていました。

お鍋ははまぐりからとれる出汁だけで、ほとんど味付けはしていないとのこと。

食べてみると、灰汁のないすごく滑らかな口当たりで、

澄んでいるんだけどはまぐりの味がしっかりとして、香りもつよく、

とてもおいしいんです。

お椀に3つ付けてくれて、これを2回取り分けてくれました。

2回目には、いくつか薬味の柚子胡椒を付けて頂きましたが、

これもまた違った味わいでおいしかったです。

つぎは焼きはまぐりです。
日の出 焼はまぐり
ひとつ大ぶりのものがのっていますが、

これは7年物のはまぐり。

味の違いがわかるようにと、小ぶりなものと並べてくれました。

焼きはまぐりは、お鍋のはまぐりより味が濃縮された感じで、

はまぐり自体の味を堪能できる感じ。

身と一緒につゆも頂くんですが、どうしてもお皿にこぼれてしまい

お皿ごとつゆを頂きたかったのですが、

人の目を気にしてしまいできませんでしたorz

つぎは、くずきりです。
日の出 くずきり
女将が「薬味は胡椒で」とおっしゃるので言われたとおりにしてみました。

はまぐりの出汁をたっぷりと吸ったくずきりはとてもぜいたくでした。

これを食べているとき女将が「くずきり」「マロニー」「寒天」の違いを教えてくれました。

「マロニー」はジャガイモなどのでんぷんが原料、

「寒天」はテングサなどの海藻が原料、「くずきり」は葛粉が原料ということで

それぞれちがうものだということです。

これ以外にも女将はいろいろとお話をしてくれて場を和ませてくれました。

つぎは、はまぐりの天ぷらです。
日の出 天ぷら
はまぐりを海苔と一緒に揚げて頂きました。

貝などは揚げると身が縮こまってしまいがちですが、

身は大きいままで、柔らかかったです。

これは天つゆとお塩で頂きました。ご飯が欲しくなる味です。

つぎは、豆腐と三つ葉とネギです。
日の出 豆腐 三つ葉 ネギ
はまぐりの出汁が効いた豆腐とお野菜。

期待にたがわぬおいしさでした。

写真は料理長さん特製のポン酢ですが、

しょうが醤油で頂くこともできるそうです。

また来ることができたら、今度はしょうが醤油で頂いてみたいです。

そして、締めのおぞうすい。
日の出 ぞうすい
香の物、はまぐりの佃煮などを添えて。

ここまではまぐりづくしでしたが

これが「地はまぐり」の実力なのか、上品でくせのない味は

最後まで飽きが来ませんでした。

水物は黒ゴマのアイスクリームです。

口の中をさっぱりとしてくれました。
日の出 水

まとめ

普段あまり口にできないはまぐりですが、

今回、じっくりと味わうことができてとても感動をしました。

あさりやシジミもおいしいですが、

はまぐりはそれとは一線を画したとても上品な味でした。

そんなはまぐりはお値段も高級で、このコースで1人一万円ほど。

それでもいつかまた訪れてみたいと思わせる味でした。

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蛤料理 日の出 

住所 : 三重県桑名市川口町19
tel  : 0594-22-0657
FAX : 0594-22-2466

ホームページはこちら

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