微笑亭さん太さんってご存知ですか?

微笑亭さん太さんのブログ

愛知県を拠点に活動されている噺家さんで落語作家さんです。
あまり有名ではないのですが、
落語作家として高名な落語家さんたちからの信頼があつく、
春風亭小朝師匠、林家正蔵師匠への「本(落語のネタ)」の提供、
そして亡くなってしまったあの立川談志師匠からも大きな独演会で
披露する新作製作の際にもよく声をかけられていたそうです。
そんな微笑亭さん太さんですが、ひょんなことから一緒にお食事する機会があり
落語界の意外なことについてお聞きすることができました!


1.噺家は高座に上がるまでネタを決めない

これはほんとうに意外でした。
落語以外の、たとえば漫才やコント、
演劇などでは考えられないことですよね。
噺家さんたちは高座に上がるまでの
前座の噺家さんが演じたネタやお客さんのウケ、
高座に上がってからの会場の雰囲気などで
演じるネタを変えるということです。

よく舞台のそでで待機している噺家さんと
「なにを演ろうかな」なんていう会話をするそうです。
これはそれぞれの噺家さんがよく稽古をし、
多くの「本」をマスターしているということなんですよね。
噺家さんってすごいなと思いました。


2.噺家さんをお招きするのはやすい!

これも意外でした。
具体的な金額は載せれませんが、
だれもが知ってる噺家さんをお招きする場合でも、
他の分野の同じように有名な方をお招きすることに比べれたら、
現状は非常にやすく抑えられているとのことでした。
また落語は座布団一つあればネタを披露でき、
照明や音響、場合によっては舞台装置などを
必要とする他の芸能に比べたら
設営しやすく、その面でも「やすい」ということでした。
なっとく!


3.落語界におけるアマチュアとプロの意外な境目とは? 

現在の落語界においては、全国各地に
アマチュアの落語家グループというものが存在しており、
微笑亭さん太さんも「豊橋落語天狗連」に所属しておられます。
アマチュアといってもその稽古量や実力はプロをもしのぐという方が大勢で、
微笑亭さん太さんもその一人ですし、
会社員の方や某市の市長さんなども
非常にレベルの高い落語を披露されているということです。
では、プロとアマチュアの違いは何なのでしょうか。

・・・・・

・・・

ここからは有料です!
というのは冗談で、

ズバリ「師匠に弟子入りしているか、していないか」の違いだそうです。
さん太さんはアマチュアでとてもうまい方によく会うということですが
そういう方に、

「プロにならないんですか?(弟子入りしないんですか?)」

と聞くと、たいてい

「ならない。」

と答えるそうです。それはなぜかと聞くとほとんどの方が、

「落語がうまいのと売れることとはちがうから」

とおっしゃるそうです。
有名な落語家さんでも落語の腕前はそれほどでもない方もいるそうですが
そういう方は裏方さんや目下の者への気配りが細やかであったりするらしく
周りがその人を盛り立てていくケースもあるのだとか。
売れるには腕前だけでは足りないということですね。


4.だれもが大名跡を継ぎたがるとは限らない。

だれでも知ってる大名跡を継ぐということは名誉なことであり
すべての落語家さんが望むことだと思っていましたが、
どうもそうではないそうです。
大名跡を継ぐ前に落語家として成功し、
すでに多くの人に認知され親しまれている場合などでは
その名前を捨ててしまうことに大変な抵抗を覚えるというケースや、
その大名跡が持つプレッシャーが重荷になってしまうということもあり
だれもが好きこのんで大名跡を継ぐというわけではないそうなのです。


5.噺家は「本」をアレンジし放題

落語の台本ともいえる「本(ネタ)」。
噺家さんはその日の客層やウケ、
または気分によって「本」にアレンジを加えて
演ずることが多々あるそうなのです。
「本」のなかにはアレンジすることを前提に
書かれているものもあるそうで、そのような「本」をどう演じるかによって
個性や技量がはかられることがあるそうです。
これも意外ですねぇ。


以上、5点いかがでしたでしょうか。
これだけでも知っていると、落語についても今までより関心を持って聞くことができそうです。

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